水のこと、自然のこと

水のこと、自然のこと  ・・雪の多い山形の大地で生まれる酒

「東洋のアルカディア」

かつて、この地を旅したイギリス人はこのように評している。

「米沢の平野は、南に繁栄する米沢の町があり、北には人々がしばしば訪れる湯治場の赤湯があって、まったくエデンの園である。(略)豊饒(ほうじょう)にして微笑む(ほほえむ)大地であり、東洋のアルカディアである」「繁栄し、自立し、その豊かな大地のすべては、それを耕す人々に属し、圧制から解き放たれている。これは、専制政治下にあるアジアの中では注目に値する光景だ」「美しさ、勤勉、安楽に満ちた魅惑的な地域」「どこを見渡しても豊かで美しい農村」

nouson

世界各国を歩き回った女性旅行家であったイザベラ・バードは置賜の盆地を大層気に入ってくれていたようである。旅行記からは昔からこの地での農業が盛んにおこなわれていたこともうかがい知れる。

山形の南部に位置し、山に囲まれた高畠町は、春には草木の息吹、夏には日本有数の熱さ(1933年山形県40.8Cを記録 日本記録4位)が農作物を大きく育て秋の稲作の収穫と、自然の恵みを一杯に受け、それが酒造りへと活きている。

特に寒い冬の大雪は、蔵にある酒を静かに熟成させ、味に深みをもたらし、山々から流れてくるの伏流水が、バランスの良い水として美味しいお酒の元となる。

この水を大切に使い続けて、後藤酒造の味となっている。


※「イザベラ・バードの日本奥地紀行」東洋文庫発行
※山形県観光情報ポータル「やまがたへの旅」より抜粋

IMG_5759


次の情報もお勧めです!!